「将棋独稽古」は宝暦八年(1758年)に発行された定跡書である。昭和六年の復刻本では福島順喜著で「将棋絹篩」の第二編とされているが、「将棋絹篩」の発行年が文化元年(1804年)であり、宝暦八年版では著者も明らかでないので、疑問が残る所ではある。一応復刻本の通りにしておくこととする。 何れにしても、「将棋絹篩」を補うコンパクトな定跡書として記憶されても良いと思う。 まあ、そんなことより並べて楽しんで下さい。
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