天野宗歩によって1853年(嘉永六年)に出版された、江戸時代で一番著名な定跡書。天野宗歩が門人等と共に研究刊行したもので、大橋宗英の「将棋歩式」・福島順喜の「将棋絹篩」と並んで江戸時代の三大定跡書である。また、六枚落〜四枚落ちまでの定跡を載せたものはそれまで数が少なく、その意味でも重要である。
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